【豆腐をアメリカに伝えた男】雲田康夫が兄の遺志を継ぎ、豆腐の次に広めるのは○○!ヒラリー&オバマ夫人に感謝状!

アメリカに豆腐を広めた雲田康夫さんをご存じでしょうか?

当時、アメリカ人が嫌いな食べ物でNO.1になった豆腐を

どのように広め、成功したのか気になり調べてみました。

その背景には、数々の失敗や、

当時の大統領夫人、ヒラリーのある言葉がありました。

都府の次に広めたあるモノもしらべましたので

最後までお読みいただければ嬉しいです^^

雲田康夫さんってどんな人?

名前:雲田康夫(くもだ やすお)

生年月日:1941年5月23日 (2021年2月現在79歳)

出身:樺太生まれ 5歳の時に北海道に引き揚げ

最終学歴:青山大学法学部卒業

1966年 森永乳業株式に入社

1985年 Morinaga Nutritional Foods, Inc.の初代社長に就任

2005年 退職

2006年 Super Frec U.S.A 会長就任

2008年 農林水産大臣より日本海外普及功労者表彰

今でこそ世界中に日本食が普及し、

日本食ブームなんかも起こっていますが、

雲田さんはそんなブームが起こるずっと前に

20年以上に渡り、豆腐に普及に取り組み、

豆腐は健康にいい食品だということを認知させ、

「ミスター・トーフ」と呼ばれるなど、

アメリカに豆腐を紹介した第一人者です。

森永乳業退職後は、中京大学客員教授として、

海外で活躍できる若者の育成に尽力しています。

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なぜアメリカ人が嫌いな豆腐にこだわるのか?

当時、アメリカ人が嫌いな食べ物でNO.1になった豆腐。

大豆は家畜の原料だと言われていた米国では

こういう結果になっても当然のことででした。

では、雲田さんはなぜそこまで豆腐にこだわったのでしょうか?

もちろん、森永乳業に勤めていて

豆腐を広めることがミッションだったこともありますが、

そこには肥満や糖尿病の多いアメリカ人の

健康志向が強くなっていることに着目し、

豆腐はアメリカで必ず人気が出ると

信じた雲田さんの熱い思いがあったからです。

日本人なら当たり前に食べている身近な食材の豆腐ですが、

豆腐って、低カロリーでコレステロール0で

植物性高たんぱく質で、本当に健康にいい食品ですよね!

ヒラリー夫人に救われた!?成功へのきっかけとは?

試行錯誤してもなかなか人気が出ない豆腐。

雲田さんも年貢の納め時かなと撤退を考えていた時に、

スーパーでつぶれた豆腐を購入しているお客さんがいて、

どのように食べるのか尋ねたところ、

果物を入れて豆腐シェイクにするとのこと。

実際に試してみると美味しかったそうで、

「革命的な健康朝食『豆腐シェイク』」と

いうキャッチフレーズでデモを開始すると

大盛況になったそうです。

また、追い風になったのは当時のクリントン大統領の

妻ヒラリー夫人の言葉です。

ヒラリー夫人は、「私は高血圧の夫に健康食品の

豆腐を食べさせたい」と言ったコメントが話題に。

すぐにホワイトハウスに豆腐1ケースと

『豆腐マジック』と名付けた自身オリジナルのレシピを送付。

3週間後、ヒラリー夫人から感謝状が届き、

その3か月後にはテレビ出演したヒラリー氏が

「豆腐はとてもいい食べ物だと夫に言い続ける」

などと発言し、これがきっかけで豆腐が大きな話題となり

15万ケースの豆腐が完売したそうです。

心が折れかけていた雲田さんは

「アメリカで頑張ろう!」と思い直せたそうです。

兄の遺志を継ぎ、豆腐の次は○○!オバマ夫人から感謝状!

雲田さんは、実は幼い頃から一緒にいたお兄さんの寿夫さんは

アメリカでしらたき工場を経営されていましたが、

豆腐と同様、10年経っても食文化の違いで売れなかったそうです。

そんな中、康夫さんは白血病で亡くなられます。

亡くなる直前に、弟の康夫さんにアメリカでのしらたき普及の

夢を託していたそうです。

康夫さんは、初めはやりたくないと思いながらも、

亡き兄の遺志を継ぎ、ついにしらたきパスタを考案し

ブームを起こすことに成功!

また、ミシェル・オバマ氏が、

子供の肥満について懸念していることを知ると

すぐにしらたきを送ったそうです。

ミシェル夫人からは「しらたきが気に入った」との

れんらくがあったとのことです。

それにしても、ヒラリー夫人とミシェル夫人から

気に入られるなんて、雲田さんは大統領夫人キラーですね!笑

まとめ

今回は、当時アメリカ人が嫌いな食べ物NO.1の豆腐を

アメリカで見事普及させることに成功した

「ミスター・トーフ」こと雲田康夫さんについて

豆腐へのこだわりや、成功のきっかけ、

亡き兄の遺志を継いで豆腐の次に起こしたブームについて

まとめてみましたがいかがでしたでしょうか?

今後は自身の経験を後世に伝えたいと

現在は海外で活躍できる若者の育成に尽力されています。

世界中での現在の日本食ブームのきっかけを

作った雲田さん。

これからのご活躍にも期待ですね^^

雲田康夫さんは逆転人生で紹介されました。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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