「鳥取県は、カニ取県!」と自らPRする鳥取県。
鳥取県との県境、松葉がにの水揚げ1位を誇る兵庫県の浜坂漁港の
特上の松葉ガニのみ扱うこだわりのお店「かに吉」があります。
そのお店が12月13日「情熱大陸」で紹介されましたので、予約状況やメニューや値段、
夏には別のお店になる「かに吉」の大将、山田達也さんのこだわりを調べました。
大将・山田達也さんのプロフィール
名前:山田達也(やまだ たつや)
生年月日:1965年 (2020年現在55歳)
出身地:兵庫県
大学:専修大学
山田さんは漁港の仲買を努める家に生まれ、日本海を間近に育ちました。
双子の弟として生まれた山田さんの子供のころの夢は「力士」で
兄弟でアマチュア相撲で活躍されていました。
幼いころから体格も良かったそうです。
大学でも相撲部にに所属し、打ち込んでおられました。
家業の傍ら、兵庫県浜坂高校でコーチの経験もあるそうです。
東京でサラリーマンとして働いてた時期もありましたが、
父が56歳で急逝しし、鳥取に戻りお店に携わるように。
しかし、大衆カニ料理屋は潰れかけだったという。
なかなか認められず、苦しい時に山田さんを支えてくれたのが、
妻の知子さん。
お皿や、お店に行ける花、改装の際の設計も、奥さんに
任せっきりで、感謝しかないと山田さんはおっしゃっています。
お店の内装には、鳥取県の智頭町名産の杉を、天井や壁をはじめ、
1枚板のテーブルにも用いています。
器は有田焼、三谷焼などを使い、地元の画家、森田光達氏の
絵画を飾るなど、おだやかで上品な内装は、
奥様のセンスだったんですね^^
ミシュラン2つ星「かに吉」の歴史
代々、浜坂漁港の仲買をつとめておられる山田家。
1963年 山田さんの祖母と伯父が「かに吉」を開店。
1990年 山田さんが三代目として引き継ぐ。
2018年 ミシュラン2つ星を獲得するまでの実力店へとなる。
松葉ガニは、山田達也さんと仲買のベテランである二代目の母が、
確かな目利きで、両氏とのコミュニケーションを大切にし、
その日の1番の特上ののカニをその日の予約分だけ競り落とし、
すぐに店に持ち帰って下ごしらえする。
「かに吉」のこだわりは、「カニの身をほぐさないこと」
山田さんは、「削いでほぐして出すのは、肉で言えばミンチ肉。
身をほぐさずに、口いっぱいに頬張って食べるのがカニ。」と
おっしゃっています。
また、「美味しいと思わせたいのではなく、感動させたい」と語る山田さんは
本当に蟹のことを愛しているのだなと伝わってきます。
営業中は厨房の満子さんとの息の合ったパフォーマンスで
余すところなく松葉ガニ尽くしを楽しませてくれます。
かに吉のメニューや値段、予約は1年待ち?
かに吉の予約は1年待ちとまで言われていますが実際はどうなんでしょうか?
実際に松葉ガニを堪能できるのは11月~3月のみ。
実際に予約サイトで調べてみましたが、もちろん満席。
5か月間だけしかないので1年待ちもあながち間違ってはないようです。
かに吉の予約が取れた日に鳥取旅行を入れようってずっと電話してるんですけど全く繋がりません🦀
死ぬ前に点滴に入れてほしい蟹味噌また食べたい。コース5万からだから貯金しないとねーとか言ってたけどそもそも予約が取れない…(年内土日祝は昼夜満席)— ノリ (@riiiiii_iiiiina) October 11, 2020
コースは、焼きガニコース 45,000円
カニ刺しコース 45,000円
フルコース 66,000円
スペシャルコース 77,000円
もちろんかには高級食材ですが、なかなか勇気のいるお値段ですよね!
いつか行ってみたいです
夏は店名が変わり「なつ吉」に!一体どんなお店?
カニのシーズンが終わった5月から10月までは「なつ吉」というお店に変わります。
カニ以外の日本海の幸を味わうことができます。
この時期に旬の天然の岩ガキ、柔らかく肉厚な天然のアワビ、
白イカ、モサエビ、サザエ、一夜干しなどのたくさんの海の幸に加え、
但馬牛のステーキもいただけるそうです。
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どうしても山田さんのこだわりのお料理が食べたい!という方は、「なつ吉」から
言ってみるのもいいですね!
まとめ
1日中カニのことを考えているという山田さん。
今回は山田さんのプロフィール、かに吉の歴史、予約状況や「なつ吉」
についてまとめてみましたがいかがでしたでしょうか?
オリジナリティにも定評があり、海外からのお客さんも多い「かに吉」。
ミシュラン2つ星を獲得し、実力店として認められてもなお、
「素材が良いだけじゃダメ、さらに高めたい」
と、常に最高のカニ料理を目指すある山田さん。
カニを愛し、研究を重ね、最高に美味しい状態でカニを提供してくれる
山田さんの「ホンモノのカニ」を食べに1度は行ってみたいお店です^^